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左官屋のヒトリゴト

 
13
 
花千代さんが「若さを卒業すれば女はもっと美しくなれる」書いた
「若さに代わる新しい価値として何を追及したら、女性は魅力的になるのか、その答えは
「成熟」と指摘している
30代で留学したフランス年齢を重ねた女性が生き生きと生活していることに
カルチャーショックを受けた
片や日本では「もてファッション」や「もてメーク」と若さを保つことに汲々している
ロングヘアにピンクのワンピース、なんで100人にもてないといけないか
もっと自分がやりたいことをやって着たいものを着ましょうという
花千代さんは高卒後、OL生活、8か月で辞め、花柳界に飛び込み、ゼロから日本舞踊や
三味線を習い芸者になり、超一流の人たちと接する中で教養や知性といった成熟を身に付けた
「いくつからでも遅くはない。年を取ることイコール成熟とは違う。成熟を手に入れるには努力が必要」と忠告
同時に女性が成熟するには男性の理解も欠かせない
「日本では女性は若い程価値観がある。それに成熟した女性は自分の手に負えないと思っている節がある」が
「男女は合わせ鏡のようなものですから、女性だけかっこよくはいきません」と述べる
釈迦の言葉に「夫を見るなら妻を見よ。妻を見るなら夫を見よ」がある
倫理運動の創始者、丸山敏雄は「夫婦は一対の反射鏡」と教える
夫婦はやじろべいと同じで見事につり合いが取れているといわれる
70億の中から縁あって知り合い、結ばれる男と女である
男女の出会いには偶然はないという
若い夫婦の早い離婚が増えている、バツイチ、バツニと悪びれもない
長年連れ添った、夫婦の熟年離婚も増加中という
縁あって結ばれた二人である、お互いに磨きあって成熟した男女になりたいものだ
花千代さんも、釈迦も、丸山敏雄も
いい男にはいい女・いい女にはいい男がいるということだろう
小生は愚妻をだいぶ磨いてきたつもりだが、まだまだ磨き方が足りないようである
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28
 
渡辺京二氏の「逝きし世の面影」に
明治に来日した外国人が驚いたものに
庶民が日常使用して生活用品、小間物がある

彼らの目には総て芸術品に見えたようだ
ヨーロッパでは芸術品は王侯貴族でなければ手に取る事も
目にふれる事も無い

日本の家屋も絶賛している
大工、左官、建具、板金、家具・・・・・・職人等が作った家に感動したのである
そこで生活し、普段の生活でまるで芸術品を使っていることに驚いたという

それを作ってきたのは名も無い無名の職人達である
その技能、技術は親方の元に弟子入りし、6年間の年季奉公で
身に付けたものであった

6年間の間に技能だけでなく、人間性、人物、社会性、職人魂を
親方、兄弟子から叩き込まれたのだ

職人を物心両面で支えたのが大名、大商人、庄屋等の人々であった
職人は出来た品物を納めても金額は言わなかった

依頼主がその品物を鑑定し、評価して、代価を支払った
職人はその代価に文句を言う事はなかったが
品物に似合う代価が少ないと依頼主の鑑識眼の無さが世間から
笑われた

庶民の使用するものが芸術品に見えるという事は
庶民一人、一人が美に対する高い鑑識眼があったということだろう

長屋のご隠居、大工の熊さん、左官の八さん、おかみさん
皆目が肥えていたのだろう

現代人の鑑識眼はいかがなものだろう
最も工業製品に囲まれた現代人には目を肥えさせる物がない
現代の品物は職人の技から、ロボットの技に変わってしまった

ロボットの品物に、明治の外国人を感動させた驚きは無いのでは
日本人の美意識は移り変わる日本の四季の美しさが育ててきたといわれる

年季奉公は戦後、昭和40年初期までかろうじて残っていた
現代は職人養成が困難な時代になっている
左官は最盛期の6分の1に激減し、平均年齢が60を超えた

世界を驚嘆させた職人文化が後継者難で消えていくことは
残念でならない
 
29
 
高齢のご婦人から悩みを聞いた
自分は未だ体が動くので、庭の草むしりをしたり、自宅で食べる位の野菜を作って若い人の
少しでも役に立ちたいのだが

嫁が年寄りを働かせるのは世間体が悪い
あの嫁は姑いびりをしていると世間から笑われるといって
やらせて貰えないという悩みであった

高齢の親に料理を作らせたり、仕事をさせると、親を苛めている、親を尊敬していない
大事にしていないと世間から言われることが多々ある

親を敬愛する事と、働けるうちは、自分の好きなことを働いてもらうことは矛盾しないと思うのだが

私の知人は世間から何を言われていいと母の趣味の草むしりをさせていた
私もその母の草むしりをみたのだが、畑で地面を舐めるようにして草を取っていた
其れも夏の暑い日である、汗と土ぼこりで汚れてそれは、それはは酷い姿であった

彼の親を思う深い心とそれを許している勇気に心打たれた

高齢者に仕事をさせないことが、本当に、高齢者を大事にする、敬う事なのか考えてみたいものだ

寝たきり高齢者が日本中に溢れているという
車椅子の高齢者も多い

高齢者がイキイキ高齢人生を楽しむには体も心も頭脳も酷使する位使うことだと思う

廻りも其れを許し、見守る勇気を養いたい

身体は使わなければすべて退化し、衰える

社会は文明の利器に満ち溢れているが
文明の利器は便利なものだが、人間を退化、衰えさせるものが多い

駅のエスカレーターをいい若者が立派な足があるのに利用している

そのうち人間は手も足も要らないだるまさんになるのではと
危惧を禁じえない

 
03
 
日本人間学界の代表理事 今村和男氏(95歳)QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)
「生き甲斐」について話している

「働き甲斐」の調査で行った、スウェーデンのボルボ社のカルマー工場では、
それまでは全工程をベルトコンベァー方式で車を作っていたのだが
それを最後の組み立ての部分を手作業に変えることによって
作業員に完成の喜びというものが得られるようになったである

ZD(ゼロ・ディフェクト)運動も紹介している
アメリカ空軍が始めた、不良品を作らない運動である
出来上がった製品にそのチームの長の名前を入れる
すると仕事の「遣り甲斐」・「責任感]が芽生えて不良品の率がぐんと下がった
品質の向上等には人間の心理面がいかに大きく作用しているかが分かったという

建設業に若者が入って来ない
建設業で働いている若者に生き甲斐、働き甲斐、遣り甲斐を得られない状況が
建設業にあるのでないかと思う

コスト最優先で住む人、生活する人々に快適で安全な居住環境を提供するという
ものつくりの本質がないがしろにされてきたのでは

建築業界で最近職人魂とか、職人根性はあまり聞かれなくなった

職人気質は採算を度外視して自分の納得の出来る仕事を目指したものだ
そこに職人のものつくりの誇りと感動があり、出来た作品にお客様が感動したのである

現在の建築には受入れられそうもない
 
22
 
河野洋平談話

1993年8月いわゆる従軍慰安婦問題で旧日本軍や官憲による「強制性」を認めた河野官房長官談話が発表された
このため、旧日本軍が女性を組織的に強制連行して「性奴隷」にしたとして韓国、米国が非難する唯一の根拠となっている談話である

その河野談話の背景を、河野洋平氏が読売新聞2012.10.8
「時代の証言者」に述べている

92年7月当時の加藤紘一官房長官が慰安婦に関する政府の調査結果を発表した
軍当局による慰安婦の募集方法など「強制徴用」裏付ける資料は国の資料は見つからなかった

後任の私は各省庁にさらなる調査を依頼したが見つからなかった

最後に元慰安婦から聞き取り調査を実施した
16人の慰安婦が「出所や中身は公表しない」約束で話してくれた

厳しい状況で得た証言では

日本の軍人が威嚇して女性を連れて行った、工場の下働きの仕事だと騙された
日によって20人を超す兵隊の相手をさせられた、敗走時は置き去りにされたといった、いたましい体験が語られた
軍には逆らえない状況下で総じて「強制性」を認めるべき内容と判断しました


私が発表した談話は宮澤内閣の責任で決めた「内閣の意志」です

紙の証拠がないからといって戦後半世紀を超えて今も苦しむ女性の存在や戦争中の悲劇までなかったと
言わんばかりの主張には、悲しみさえ覚えます
アジアのみならず欧米諸国からも日本の人権意識を疑われ、国家の信用を失いかねませんと述べている

この河野談話を根拠として韓国は繰り返し日本に謝罪を求め、米国のマイク・ホンダ下院議員は慰安婦をめぐる対日謝罪決議案を下院に提出、執拗に日本の謝罪を求めている

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根子清

  • Author:根子清
  • 茨城県水戸市で左官業を営んでいます。

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