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左官屋のヒトリゴト

 
10
 
教室のエアコン設置で
次世代の党幹事長の山田宏氏と京都府立大学院教授の松原斎氏が討論している
山田氏は教育とは、子供たちの生きる力を育むことの信条の本に世田谷区長時代は
小中学校にエアコンを導入しなかった。

松原氏は子供は大人に比べ発汗など体温調整能力が未成熟なので健康面に気を使ってあげる
必要があるとか、社会全体がエアコンを使用している現状を考えると賛成である。

又京都では平成20年に全ての公立小中学校に一斉導入した結果、集中度が増した
授業への反応が良くなったとの肯定的な回答が多かったという。

山田氏はいう、社会は不快な環境も多い、生きる上で必要な耐性を高めるため
あえて不快な環境も必要である。
殆どの屋内施設はエアコンである。せめて学校ぐらいはエアコンなしで過ごさせたい
世界にはエアコンの無い国が多くある。
これからの時代世界を舞台に活躍する人材を育てる必要がある
エアコンの無いところには行きませんというような日本人を育ててはならないと思う。

松原氏はエアコンの使用で体温調整能力や、精神的な忍耐力が落ちる懸念については
子供たち自身にそのことの是非を避ける方法などを授業で話し合わせることもできるし
それこそが教育ではないかと述べている。

人間は楽をしたいと考える動物である。自ら進んで過酷な環境を選ぶ人は少ない。
しかも、生物は逆境、過酷な環境を体験しないと生き残っていけないといわれる。
まして子供である
教育で過酷な、辛い環境を選ぶならなら苦労はない。

茨城県でも公立小中学校にエアコン導入が始まっている
茨城県には山田氏のような気骨ある政治家がいないと見える

発表された「昭和天皇実録」少年時代の記録に
昭和天皇が学習院時代に乃木希典院長に学んだことは「質実剛健」であった。
雨の日の通学も外套を着て歩いて通うように言われ、雨の日は馬車で通学していたが
やめて歩いて通ったとある。
冬の寒い日でも運動すればあたたかくなる、殿下はいかがかでございますかと尋ねられ
ええ運動しますとお答えになっている。
今小学校の裏の道路は雨の日は迎えの車で渋滞である

サウジアラビヤの王族は子供をある期間、ベトウィンに預け砂漠のテント生活を体験させるという
石油は無限ではなく、枯渇のの時の有事に耐える
砂漠の国で生きていくための心と身体を鍛えるためにである

日本は資源がなく、自然災害の多い国土に住んでいる、有事に耐える心身を
鍛えてあげられるのは親しかいない

時代は変わっても「質実剛健」は子供の教育には絶対必要であると思う。

学校がだめなら家庭で夏はエアコンなしで鍛えたいものである。


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21
 
数学者で作家の藤原正彦氏が父の教えについて語っている
幼い頃から言い聞かされたのは

「卑怯なことは死んでもするな。弱いものが苛められているのを見て
見ぬふりをして通り過ぎたら、おまえ自身が卑怯者だ」と

「貧しい家の子が苛められていたのを力ずくで助けた時は
《よくやった》と、これまで無かったほど褒められました」

父の次郎さんは江戸末期に生まれた祖父から四書五経の素読を
はじめ、武士道精神を吹き込まれた

それを兄弟の中でもとりわけいたずらだった藤原さんに叩き込んだ

「卑怯や惻隠の情に加え、正しいと思ったことは損得を度外視しても貫け」と

思春期の頃は父を批判的にみていた
「夏はステテコ、髭も剃らず、書斎に籠もりっきりで原稿ばかり書いている父が嫌いだった。
真面目一辺倒でスマートじゃない。父のようにはなりたくないと思っていた」

再び次郎さんを身近に感じるようになったのは数学者と物書きの二束の草鞋を履くようになった頃から。
父の姿が自分に重なった

朝早く職場に出かけ、昼休みに仮眠。帰宅後は夕食を取るやいなや

闘いだ、闘いだ」書斎への13段の階段を上がった父

役所勤務と作家と二つの厳しい世界で、克己の精神を貫き頑張ってきた
父の背中を父の背中を藤原さんはいつも思い出すのだそうだ

藤原さんの父にはおよびもないが、
93歳で亡くなった父からは武士道ならぬ職人道を教えられた
普段は静かな父だったが怒ると手がつけられなかったものだ

仕事に対しては一切の妥協はなく相手が誰でも喧嘩した
職人として守るべきマナー違反は特に厳しく叱った

若いときはそんな父が嫌いで反抗したものだが

年齢を重ねるにつれて父は到底越すことの出来ない壁として聳えている
 
05
 
夏の全国高校野球で初出場初優勝した前橋育英高校監督荒井直樹氏の
談話を読んだ

生徒に素晴らしい指導をしているようである

甲子園入り後も、いつも通り選手には毎朝、散歩でゴミ拾いをさせた
「ゴミを見つけるのは試合で相手の変化に気づくことにもつながる」
こうも言う「ゴミを捨てなくなるでしょう」

社会に出れば野球の実績は関係なくなる。だから野球以外に厳しい
「心は一生ものです」

荒井氏の選手時代は上達に時間が掛かったそうだ
その経験から指導者として選手を焦らずに育てている

選手とは「じっくり個別に助言ができる」と交換ノートを使って意思疎通を
図り信頼関係を築いてきた

「凡事徹底」が信条

失策などでは怒らない
だが全力疾走やカバーリングなど当たり前の事を怠れば叱る

奥様の寿美世さんは平成14年から寮母として野球漬けの監督を支えてきた
これまで250人の球児を「わが子」のように育てた

身の回りの世話だけでなく

「社会で恥ずかしくない子に」と
整理整頓や時間厳守を厳しく指導をしてきたと言う

まとまりがあり逆境にくじけない
荒井監督が目指しているチーム像である

この男にして、この妻ありと思った

弊社では毎年左官研修生に高校生を採用している
社会に貢献できる職人、社会人を目標に日々鍛えている毎日である
荒井氏の指導を参考にしたい
 
01
 
アベノミクスが評判が良いようだ

デフレ経済を克服するためにインフレターゲットを設定し
これが達成されるまで日本銀行法改正も視野に
大胆な金融緩和措置を講ずるという金融政策
と説明にある

弊社のような建設業の零細企業には先ずは仕事が欲しいものだ
震災復興工事が多く出るようだが、まだまだ厳しい状況が続きそうである

終戦時、すべての事業と在外資産を失い、残ったのは多額の借金と約千名の社員だけ
他の多くの企業が人員整理に踏み切る中、「人間尊重」を掲げて一人の社員の首を切らなかった
出光石油の創業者
出光佐三氏を尊敬しているが
氏はいう

不景気大いに結構、天下大乱いいじゃないか

僕は楽観主義です。人間中ものは苦労しなけりゃだめ。苦労するほど立派になる
人間尊重の僕に言わせりゃ、大きく行き詰れば、大きく道が開けるというものです

俺の話は空理空論でない

お前達は苦労が足らん。物事を一面しか見ていない
何事にも表もあれば裏もあれば、横もある
それを経験を通じて学ばないと一人前とはいえない
努めて難関を歩き、努めて苦労を味わう
これが人間として大切な事である

「事業は金儲けの為にやるのではない、人の役に立つためにやるんだ
そして仕事を通じて人を育てるのが会社の使命なんだ」
それが「人間尊重」であった

人こそが出光の財産である
「大家族主義」」
「黄金の奴隷たるなかれ」

今年も新入生が3人入ってきた
初々しい3人である
仕事を通して社会に貢献できる職人、人間に育てていきたいと強く思っている

プロフィール

根子清

  • Author:根子清
  • 茨城県水戸市で左官業を営んでいます。

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