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左官屋のヒトリゴト

 
07
 

 千葉県松戸市、6日午後4時の火災で6ヶ月、3歳、4歳の幼児が死亡した

母がパチンコににいった留守中ので出来事である。

和室で死亡、遺体は隣接する窓際で見つかった。

 4歳の子が6ヶ月の子を運んで空気を吸おうとして力尽きたのであろう。

ベランダからものすごい勢いで噴出す真っ黒い煙が見られている。

火災で犠牲になるのは幼児と高齢者が多い。


 かっての室内は漆喰で塗られていたので、大きく燃え上がるまでに時間が掛かったし、有害なガスが発生する事は少なかったと思う。


 現在の室内はビニール、プラスチック、ウレタンの壁、床、天井である。

家具も衣類も電気器具も同様である。

これらの製品は不燃、準不燃化されているから、燃えないと思っている人が多いと思う。

 室内の壁に多用されているビニールクロスは不燃、準不燃ビニル壁紙と明示されている。

これは国土交通省の不燃、準不燃の基準に合格したものである。


 しかし、 不燃、準不燃ビニールクロスは燃えるまでに一定時間の余裕があるだけの話で燃えるのである。

特に石油から出来たものは燃えるし、又、含まれている化学物質で有毒ガスが発生する。

 現在の石油から出来た建築資材を使用する以上このような悲劇はこれからも繰り返されるに違いない。

官庁、設計家、建築家の諸氏は燃えて有毒ガスを発生させる居住環境を作っていることに良心が咎めないものだろうか。


火災に強い左官の塗り壁、土壁、しっくい壁が効率、経済性が悪い等の理由で日本の建築から抹殺されたのは昭和50年前後の事で

 漆喰壁の1400年の歴史から見るとつい最近の事である。

設計から塗り壁が抹殺された為、左官の人口は激減、老齢化している。

 伝統ある土壁、漆喰壁の復活は物理的に困難があると思う。

15年前に発明された、伝統ある土壁に匹敵する機能を持つ珪藻土入り漆喰壁なら

経済性、コスト的にも優れているのでお勧めしたい。


 絶対に燃えない壁、漆喰系珪藻土壁「エコ・クイーン」で日本人の命、健康、財産を守ってあげる為に一日も早く普及を急ぎたいと思う。


 火災の時に逃足の遅い幼児、子供達、高齢者を燃える建築資材から守ってあげたいものである。

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根子清

  • Author:根子清
  • 茨城県水戸市で左官業を営んでいます。

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