左官屋のヒトリゴト

 
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建設業の職人不足が大きな問題となっているようである。
建築はコスト重視で、合理化を進め、省力化、工業化工法
技能者をなるべく使わない工法に進んだ。
湿式工法から乾式工法なって、左官の塗り壁、塗り床が建築から消えて久しい
工業化は左官の一番儲かる塗りものを無くし、工業化できないところだけが残った

乾式工法は左官を使わない工法なのだが、現実には乾式工法で建築は完成せず
左官技能者がその穴埋めをして完成させている
仕上げの塗り物が無くては左官技能の習得、維持、継承は不可能に近い。

左官業界、設計図書に無い仕事が多く、請負施工できない左官の現状で
若者は入職せず、高齢化が進み、平均年齢が60歳を越えている。

職人不足対策でさらなる省力化、合理化、外国人の活用を促進する考えが建設業界にあるようである
これで日本の伝統ある建築技能は伝承できるのだろうか疑問に思う。

そういう中で医学界では、東日本大震災の時ライフラインが絶たれて
今までのような近代医学が役に立たなかった

電気もガスも水も無くては検査も出来ず、本格的治療が出来なかったのだ
そこでエネルギーを使わない医療(エコ医学)が見直されている
ヨガ、鍼、指圧、マッサージ等のエネルギーを必要としない代替医療、治療である

ひるがえって、現代の建築は高気密、高断熱、強制換気であり
エネルギーが止まったら、空調設備が機能せず生活できない建築になっているのではないかと思う

伝統的日本家屋はエネルギーを使わずに日本人の生活
健康を守ってきたエコ建築と思うものである

その家の素材は自然素材であり、壁は土壁、漆喰壁であった

珪藻土壁が発明されて15年以上になるが
殆どの珪藻土壁は樹脂添加型であり呼吸調湿機能が少ないものが多く
夏の高い湿気を防げないものが多い

茨城県左官工業連合会で取り組む
樹脂無添加、漆喰で固めた珪藻土壁は茨城県で約15万㎡の実績があり

口コミで広がり、住まう人に快適な住み心地と健康、感動を与えている

この珪藻土壁に住む人は冷暖房の使用が少なく、省エネにも貢献している

漆喰珪藻土壁は火災から住む人の命、財産を守り、健康を育む壁でもある。

日本の住文化である土壁、漆喰壁の伝統を受け継ぐ
樹脂無添加型の漆喰珪藻土壁の普及で、近代建築からエコ建築へ
「安全・健康志向のユーザー」の取り込みは可能になるものと信じる

仕上げの塗壁が増えれば、左官の技能習得維持伝承も可能になり

左官は儲かり、若者が入ってくる業界になる。左官業界の未来も明るく開けることであろう
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  • 茨城県水戸市で左官業を営んでいます。

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