左官屋のヒトリゴト

 
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紳士服の本場、ヨーロッパで修業した30代の日本人テーラーが国内外で活躍している
細部まで手を抜かない、真面目な姿勢や、顧客の要望を丁寧に汲み取りながら
行なうもの作りが評価されているようだ

その一人鈴木健次郎氏(37歳)はフランスで23年間修行して
昨年8月テーラーをパリ中心部に開いた
スーツ一着約80万円からと高額だがフランス人、英国人等に評価が高い

日本でも年3回受注会を開いているが注文は増える一方で完成までに約一年半かかるという
「見えない部分にどれだけ時間をかけるかが、仕上がりや着心地を決めます」
一着仕立てるのに約100時間掛かる

そうして出来あがったスーツは
「スリムに見えるが、体と服の間に空気の層があるような快適な着心地」と
国内外で高い評価されている

丁寧に仕立てられたスーツは型崩れがしにくく、長く愛用できる

「顧客の要望にきめ細かに応え、着る人の心を動かす服を作りたい」と鈴木氏は話す

東京青山でアトリエを構えているのが上木規至氏(35歳)である
イタリヤで修行後2007年に独立した
一着約60万円からと決して安くはないが
「生地が吸い付くような着心地」が評判で国内外から注文が集まり
韓国や香港でも受注会を開いている

しなやかで軽い着心地のスーツ作りを得意とする
芯地を薄くし、肩パッドも入れない

「肩から上襟にかけての線の美しさを大切にしています」と上木氏は話す
若手の日本人テーラーは、仕事が緻密で、細やかな気配りもでき、顧客の心をつかむのだろう
その背景には「良い物を長く大切に着たい」「服が好きでこだわりたい」人が増えてきているという

二人のテーラーに共通しているのは、顧客の要望、心を汲み取り、時間を掛けて
着心地の良いスーツをつくり、顧客の心を感動させるもの作りに徹している事だ

弊社には樹脂無添加の漆喰珪藻土壁「エコ・クイーン」を塗りたいと
大手ハウスメーカーに頼んだのだが
断られたお客様が訪ねてくる
珪藻土壁は割れる、値段が高い、壁表面が弱い、水に弱いから
止めたほうがいいなどと言われているようだ

ハウスメーカー、ビルダーの作る
現代の健康、快適,と宣伝する家は高気密、高断熱であり
壁は壁紙(クロス)実際はビニールを貼った家作りをしている
顧客の求める快適な「住み心地」とはほど遠い家作りだ

夏、高温多湿の日本の風土には
ビニール壁紙は適合しないと思うのだが

また出回っている珪藻土壁は樹脂添加型であり
ビニール壁紙と大差ない代物が殆どである

家作りの基本も住む人の健康、命を守り、住む人が感動する
最高の「住み心地」を提供する事だと思う

日本の未来を担う子供達が健康で健やかに育つ「住み心地」の良い
こだわりの家つくりをする人が現れるのを期待したい

樹脂無添加の漆喰珪藻土壁「エコ・クイーン」は
日本の住文化である土、漆喰の伝統を受け継ぐ
自然素材の壁であるが施工が難しく
ハウスメーカー、ビルダー左官からも嫌われることが多い


難しい、やりにくい素材を使いこなしてこそ
1400年の歴史を誇る左官技能なのだ

仕事は難しい程やりがいと感動があり、顧客にに大いなる感動を与えられると思う

「エコ・クイーン」は住まう人々に最高の「住み心地と」感動、悦びを
与えてきた左官の塗り壁である

一着80万円のスーツ、せめて夢の中で着心地を味わいたいものだ

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